大阪の街で悠々と妄想してたら迷い込んじゃった

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大阪阿部野橋と吉野を結ぶ近鉄特急「青の交響曲」が今秋デビューします

 いつか乗りたい。とずっと思っていながら近鉄の「しまかぜ」にはまだ乗ってないんですが、その近鉄から大阪阿部野橋と吉野を結ぶ新しい観光特急の「青の交響曲」が今秋の9月10日にデビューするんだそうです。

そして、昨日にその姿が報道陣に公開されました。

 

近畿日本鉄道|青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony


内装がかなり豪華ですね~。今までの近鉄特急のイメージとは全く違います。外観も紺色というか濃い青色でとてもシックです。

ちなみに、この車両は特急用に新たに作られたのではなく一般の車両(6200系)を改造した車両だそうです。

そう言われてみれば形自体は確かに一般車両と同じです。それにしても、よくぞここまで原型が分からないぐらい改良しましたね。

特急料金は、大阪阿部野橋駅から吉野駅間で普通の特急料金510円にプラス210円で720円になります。(普通運賃は別途必要)

しまかぜだと特急料金にプラスする「しまかぜ特別料金」だけで720円から1,030円することを考えると青の交響曲の料金は安く感じます。

ただ、そもそもの特急料金510円なんですが、これは最長距離である大阪阿部野橋駅吉野駅間が510円なのに対し大阪阿部野橋駅尺土駅間でも510円なんですよ。

さらに、この青の交響曲は停まりませんが普通の特急だと一部の時間帯で停まる古市駅間でも510円なんですね。

大阪阿部野橋駅-古市駅間と大阪阿部野橋駅-吉野駅間が同じ特急料金ってかなりおかしいでしょう。当然、しかまぜの伊勢方面だと距離によって特急料金は変わりますよ。それに、そもそも何で古市に特急を停めるんかな~。わけわかりません。

まぁそんなことはさておいて、この青の交響曲にはぜひ一度乗ってみたいです。

ただ、乗っている時間があまりにも少ないですね。大阪阿部野橋駅を10時10分に出発して吉野駅には11時26分に到着するので1時間16分しかありません。これだと、せっかく乗ってもあっという間に着いてしまう感じだと思います。

乗車したからには自分の席だけでなくラウンジスペースやバーカウンターも楽しみたいですからね。

そもそも、吉野ですらこんなに短いですから橿原神宮前や飛鳥で降りると30分ちょいでしょう。

一番いいのは、大阪阿部野橋からだけでなく、しまかぜのように大阪難波・京都・近鉄名古屋から出発するルートがあったらいいんですけどね。ただ線路幅が違うので絶対に不可能です。

いつか将来、近鉄フリーゲージトレインの特急を開発すればいいんですけど多分無理でしょう。

という訳で、しまかぜのように長距離のルートがとれない今回の青の交響曲なんですが、そもそも南大阪線吉野線沿線に全国的な観光地が少ないです。

終着駅の吉野にしても桜の季節は人が多いでしょうけど他の季節だと人が多いイメージがあまりありません。

私自身、吉野は行ったことがありませんが橿原神宮前や飛鳥には普通の特急やさくらライナーで何度か行きました。けど、あまり混んでませんでしたね。特にさくらライナーのデラックスカーなんてガラガラでしたよ。

今回の青の交響曲はどうなるんでしょうかね~。当然、桜の季節はプラチナチケットになるでしょう。そして、吉野の場合は下千本・中千本・上千本・奥千本と下から上まで1ヵ月近く桜を楽しめますので、一般的な桜の名所よりかは長い期間シーズンが続きます。

ですけど、桜の季節以外は何があるのかな。まぁ吉野・大峯は世界遺産ですし国宝の本堂蔵王堂や仁王門がある金峯山寺にはぜひ一度行ってみたいです。

ただ、青の交響曲に乗って吉野に行くにしても1人で行ってもつまらないですからね。

青の交響曲の座席はサロン席(3~4人用)やツイン席(2人用)と2列+1列のデラックスシートなんです。

1人で乗るとしたら1列の席になるんですが、これってなんか寂しいです。ビジネス利用でもある路線だとまだいいんですが、ほとんどが観光客のような列車で1人席に座るのは何か嫌ですね。

ですので、サクラが存在しない大阪の出会い系サイトを利用して一緒に行ってくれる人を探したいと思います。

青の交響曲のデビューが今秋の9月10日なので、あと約1ヵ月です。このサイトで紹介している出会い系サイトはどのサイトも大阪で出会える実績があるそうなので期待して頑張ってみます。